ヒサマツミドリシジミ 母蝶採集チャレンジ

昨日は永源寺へヒサマツミドリシジミの採卵用の母蝶を狙いに行ってきました。過去に何度か採集実績のあるウラジロガシのポイントに10時頃に到着し13時頃まで粘りましたが、この日は全く姿を見ることができませんでした。

永源寺のヒサマツミドリシジミはここ数年本当に不作で、6月下旬の発生の最盛期にも見かける姿が非常に少なくなりました。それに伴い秋の採卵用雌も最近はなかなか採れなくなりました。

何が原因かわかりませんが、ウラジロガシの芽付も悪く、野外採卵も難しくなっているように思います。この日は気温が高いせいもあったかもしれませんが、他の蝶も殆ど見ることができませんでした。これ以上粘っても望み薄だと思いましたので早々に切り上げました。

帰る途中に道路脇のマンサクでウラクロシジミの卵を少し確認しました。又、ふと目に留まったアワブキの葉が巻いていたので中を確認すると色鮮やかなアオバセセリの幼虫が入っていました。この幼虫は元のアワブキの木に戻しておきました。

マンサクの葉の付け根に産み付けられた卵

休眠芽の付け根に産み付けられた卵

アワブキの巣の中にいたアオバセセリの幼虫

アオバセセリの幼虫がいたアワブキ